洋裁の楽しさUP!最低限そろえておきたい製図用具6個。

その他

洋裁の通信講座で製図をしっかり学ぶ前までは、雑誌や洋裁本の付録についているパターンを使用して服作りをしていた私です。

その頃は、もっぱら真っ白なハトロン紙(製図用紙)と長い定規1本、家にあるシャーペンを使ってパターンを写しとる作業をしていました。

ところどころのカーブを写しとる時なんかは、直線の定規しかなかったものですから、フリーハンドでゆっくりなぞってみるものの、なんかブレてる線になるなあ・・・みたいなことをやっていました、笑

ほんのちょっとでも「わずらわしい」とか「作業がしにくい」「なんかうまくいかない」が出てくると、好きで洋服作ってるのになんかイライラしてストレスを感じてしまうときってないですか?(私はありました)

ところが、ちゃんとした製図用具をそろえておくと、正確に製図やパターンを写しとれるようになる他、用具に慣れてきますと、そのちょっとしたわずらわしさ・やりにくさがなくなり、時間短縮にもなります。

そして結果的に製図やパターンを写す作業がとっても楽しくなります!

なので今回は「楽しさの入り口」とも言える、最低限そろえておきたい製図用具6個と、使ってみてどんなメリットがあったのかを交えつつ、ご紹介していきたいと思います^^

これから趣味でお洋服を作ろうと思っている初心者の方の参考になれたら幸いです。

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最低限そろえておきたい製図用具6個

ハトロン紙

製図用紙です。薄くて線が透けるのでパターンを写す作業がとても楽になります。

真っ白なタイプと方眼タイプがあります。

ちなみに私は方眼入りタイプをメインで使っています。

方眼入りですと5センチおきにラインが入っており、水平垂直が引きやすいのでとてもスムーズに製図することができます。

水平垂直な直線を引くことに難しさを感じてたんですが、方眼タイプに切り替えたら「は?」ってくらいに簡単です、笑

またパターンを写しとるときも、前後中心線を方眼ラインに合わせて配置したりするととても楽です。

ハトロン紙は手触りがざらざらしている面を表に使います。

方眼定規

真っ直ぐな線を引くための定規です。

方眼入りで向こう側が透けて見えるので、縫い代つけ、直角に線を引く、水平線を引くときにとても便利です。

30センチと50センチのタイプがあり、併用するのがおすすめです。

私は両方よく使用しています。細かい場所は30センチ、距離の長い線を引くときは50センチなどと使い分けていまして、どちらもあるととても便利ですよ。

Dカーブルーラー

袖ぐり、衿ぐり、股ぐりなどの強いカーブ線を書くのにとっても便利です。

私はこれを購入してから、驚くほどパターンを写す作業が楽になりました。

現在、製図するときもDカーブルーラーを使用していますが、こちらがなければ私は生きていけないといっても過言ではないぐらい必要なものとなっています。

ちなみにDカーブのDはDeep(深い)の頭文字を取ったものでございます。

メジャー

身体の採寸に使われるテープ状の物差しです。150cmの長さが一般的です。

テープが比較的しっかりしているものが個人的にはおすすめ。

なぜならば、メジャーは製図した曲線をはかるときに使ったりもします。

曲線をメジャーではかる、ということ自体をど素人時代は知りもしなかったので、テープがペラペラな感じのメジャーしかなく、正確に曲線をはかるのがとってもやりずらかったから、というのが理由です。

なので、出来ればテープにコシがあってしっかりしているメジャーがおすすめです。

製図用シャープペンシル

適度な重さのあるシャープペンシルです。

私は今のところ写真のGRAPHGER1000というシャープペンシルを製図用として使っています。

使い心地も満足しています。

以前は文字を書く普通のシャープペンシルを使っていたのですが、持った感じ軽めなので正確な線がとても引きにくかったのを覚えています。

製図用のシャープペンシルに買い替えてからは、重心がありますし、定規にもフィットするので引きやすくなりました。

正確さや線の引きやすさを普通のものと比べると、製図用シャープペンシルが断然良いですよ!

シャープペンシルの芯の太さは0.3、0.5、0.7、0.9mmがあり、HB程度の濃さのものを縮小作図、実物大作図、案内線、仕上げ線によって芯の太さを選んで使います。

重し

製図やパターンを写すときに紙が動かないように押さえる用具です。

布の上にパターンをのせて裁断する場合にも使います。

重しは使用頻度が高いです。

以前の私は重しを持っておらずマスキングテープで紙が動かないように止めながら作業していましたが、テープをはがすのが何気にめんどくさい、となりまして重しを購入しました。

ポンと置くだけで紙がずれたりしないので製図の際は頼りになるものの1つです。

まとめ

製図用具を揃えることによってメリットが沢山あり、用具を使いこなすことによって洋裁の技術UPもできますし、新しい用具を揃えることによってやる気もUPしますよね!

自分だけの素敵なお洋服作りをこれからもどんどん楽しんでいきましょう^^

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