布地を裁ちばさみを使って裁断していますと、切り口がなんかガタガタだな〜、、、って感じる時があります。
裁ちばさみの使い方を知って、なるべくガタガタせず布をきれいに切れるようになりたい!
ということで今回は、裁ちばさみを上手に使って布をきれいに切るコツを一度確認しておきたいと思います!
裁ちばさみを上手に使って布をきれいに切るコツ3つ!
その1:裁ちばさみを布に対して垂直にして切る。
進行方向に刃先を向けつつ、布に対して垂直に刃を落とすようにして切ります。
垂直でないと、上下の布がズレて同じ大きさに切ることが出来ないのと、切りたい線をきちんと切ることができません。
なので、布に対して裁ちばさみの刃を垂直に落として切るようにしましょう^^
その2:布をできるだけ浮かさないようにして切る。
ハサミを入れた状態の時に布が浮いてしまいますと、安定せずとても切りにくい状態になってしまいます。
なので、できるだけ布が浮かないよう刃を机につけたまま動かします。
こうすることでハサミが安定し、とても切りやすくなります^^
その3:まっすぐ&曲線を切る時は、裁ちばさみの真ん中あたりを使って切る。
裁ちばさみの刃先までをチョッキリと閉じきって布を切り進めると、切り口がガタガタになってしまいます。
真っ直ぐ切る時は、刃先を使わずに真ん中あたりまで閉じたところでまた開いて切る、を繰り返して切り進めます。
動作的には大きくゆっくりと切るようなイメージです。
また、曲線を切るときも刃の真ん中あたりを使い、丁寧さを忘れず真っ直ぐ切るときよりも小刻みに動かしながら切っていきます。
見頃の衿ぐりや袖ぐりのカーブを切る時は、いつも難しいなと感じている私ですが、この方法を意識することで、以前よりも綺麗にカーブを切ることができるようになりました^^
こんな感じです。
わりと薄い生地でもバッチリ切れたかなと。
裁ちばさみの「持ち方」も意識してみよう!
裁ちばさみの正しい持ち方ってご存知でしたか?私は知りませんでした。
上記の写真のように、大きい輪の方に人差し指は入れず「輪の前」に添えることなのだそうです。
ちなみにこの情報を知らなかった私は、小さい輪の中に親指、大きい輪の中に親指以外の全部を入れて持っていましたー!
参考サイト:協同組合京浜刃物専門店会
こうすると、ハサミが安定して細かいところも切りやすくなるとのこと。
実際に試してみたところ、たったの人差し指の位置を変えただけなのに、本当に切りやすくなりました。
この持ち方をクセづけていきたいと思います^^
まとめ
裁ちばさみの使い方のコツをちょっと意識するだけでも、ガタガタが減りきれいに布を切れる確率が上がりました。
ポイントは、裁ちばさみの刃の真ん中で切る、ハサミの動かし方、持ち方という感じですね。
あとは実践を増やすのみですかね!^^
それではまた。