「毎月1着は作品を作っていこう」という目標を立ててみた私です。
3月はウエストゴムのサーキュラースカートを作ってみました!
洋裁経験値が浅いので、実際の作品を掲載するのには勇気がいりますが・・・出来上がった作品はこちらになります。

実はこのスカートのデザインは、義母が履いていたスカートを真似たものなのです。
実物のスカートはこんな感じになっています。


以前から可愛いデザインのスカートだなあと思っていまして、義母も黒で同じようなスカートがあったらな〜なんて会話から生まれた作品でございます。
今回は、製作した作品の特徴や作ってみた感想など、思い出を書いていきたいと思います。
作品の特徴や製作で意識したところ&感想など
生地は実際のスカートと同じ薄手のコーデュロイで作りました。
「21W」と書いてあったかと思います。フレアをきれいに出したかったので、柔らかめ&薄めの素材を使用しました。生地は「ユザワヤ」で購入です。
実際のスカートをよく観察して特徴を把握するところから開始しました。
1、スカートの種類・・・広げたら円になっていたのでサーキュラースカートである。
2、生地・・・コーデュロイで逆毛、撫で毛で色の濃淡をつけている。
3、縫いの特徴・・・生地端を始末していない。
4、その他・・・段々になっていて、幅がそれぞれ違う。すごい生地の量を使っている・・・。
といった感じだったので、このあたりの特徴を出せるように意識して製作しました。
裁断の時には、毛羽の効果で色味の変化が発揮できるように、パターンの配置をあっちこっちと変えます。
スカートの下段に行くほどパターンが長距離になるので生地幅が足りない事件もありましたが、剥ぎにして対応しました。
その頑張りのおかげで、写真では分かりにくいかもですが色味の濃淡がいい感じに表現できたのではないかと思っています。
また、生地端のほつれ具合もうまく出したかったので、手でほぐさずに洗濯機でガラガラと2回くらい洗ってみたところ、かなり自然な感じでほつれ感が出せました。
ただ、2回の洗濯でも生地端のポロポロが若干落ちてくるので少々気になるところではあります(小声)
作品の製図で参考にした本
製図で参考にした本は、「誌上・パターン塾vol.2 スカート編」の全円サーキュラースカートです。
ウエストをゴムにしたかったので、実際の計算式のウエスト寸法をヒップ寸法に置き換えて製作してみました。
ノーマルなサーキュラースカートの製図は何気に簡単に作図できました!
ですが、今回は段々をつける(8段)ので弧線を引くのとパターンを作るのがとっても大変でした〜。下段にいくほど長〜い帯になるので扱いずらかったですね。。。
心残りだったこと
実物のスカートのシルエットをよーくみてみると、ウエストラインは身体にフィットしている感じで、ヒップラインあたりから徐々にフレアが出てくるデザインになっています。
この感じを出すことができなかったので少々心残りではありますが、今後の研究課題ということにしたいと思います。
まとめ
コーデュロイの「逆毛」と「撫で毛」で色の濃淡を出したデザインは今後も何かに使えそうなので忘れずにメモしておきたいと思います。
また、気に入っている洋服の形を実際に真似て製図し、それに近い洋服が作れるってかなり楽しいなあと感じました。
試行錯誤して出来上がった作品には思い入れもありますし、義母もとても喜んでくれまして、思い出の1着になりました。
どう製図すれば思い通りのシルエットになるのか、といったことを今後の課題として毎月1着は作品を作って経験値や知識を増やしていきたいなと思います^^
それでは以上です。